竹の骨組みでドームをつくる|秦野市キャンドルナイトのオブジェ製作(2024年)


2024年の秦野市キャンドルナイト。この年のメインオブジェは、竹の骨組みでつくったドームでした。

入れる、灯りの空間

ドーム型を選んだのには理由があります。眠めるだけの造形ではなく、来場者が中に入れる空間にしたかったからです。

竹を曲げ、交差させ、球面を組み上げていく。骨組みだけの構造なので、内側からも外側からも視線が抜けます。周囲に配置したキャンドルの光がドームの隙間を通り抜け、内部に複雑な影を落とします。

中に立つと、光と影に包まれる。外から見ると、竹の格子越しに揚めく灯りが見える。ひとつの構造で二つの体験が生まれます。

年ごとに、違う形を

秦野のキャンドルナイトには継続的に参加していますが、毎年同じものはつくりません。

2019年は割いた竹を編み込んだ造形を会場全体に張り巡らせました。2024年はドーム。翌2025年はまた違うアプローチです。同じ竹という素材でも、組み方ひとつで空間の性格は大きく変わります。

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