神奈川県秦野市、丹沢の麦。丹沢アートフェスティヴァル2025 に、Bamboo Project Japan は「月」と題した作品を出展しました。

















作品データ
| 作品名 | 月 |
|---|---|
| サイズ | 幅 約10m × 奥行 約10m × 高さ 3〜4m |
| 素材 | 竹(一部を金色に塗装) |
| 設置場所 | はだの丹沢クライミングパーク |
三日月を、折り重ねる
まず竹でピラミッド状の柱を組み、骨格をつくりました。そこに、查のように編んだパーツを取りつけていきます。一枚一枚が三日月の形をしていて、それらが折り重なるように配置されています。
月は、満ちて欠けるものです。ひとつの形に固定されない。だからこそ、複数の三日月が重なり合う姿で表現しました。見る角度によって、重なりの見え方が変わります。
月明かりで光る、金の竹
三日月のパーツには金色の塗装を施しています。日中は太陽光を受けて銕く輝き、夜になると月明かりを反射する。屋外に置かれる作品だからこそできる仕掛けです。
竹という素材は、本来くすんだ緑から枯れた褐色へと変化していきます。そこに金を乗せることで、自然素材でありながら人工的な輝きを併せ持つ、両義的な質感が生まれました。
クライミングパークという場所
設置場所となったはだの丹沢クライミングパークは、丹沢の山並みを背景に持つ開けた場所です。背後に本物の山があり、夜には本物の月が出る。その風景の中に、竹でつくった月を置く。
屋内のギャラリーでは決して成立しない作品です。自然の中に置かれてはじめて意味を持つ。私たちが屋外の仕事にこだわる理由も、そこにあります。
アートオブジェの制作について
Bamboo Project Japan では、芸術祭・アートフェスティバル・商業施設のランドマークなど、大型の竹のアートオブジェを制作しています。企画・デザインから設営・撤去まで一貫して対応します。
詳しくはメイン・シンボル・アートオブジェ制作のページをご覧ください。