日本を代表するアンダーグラウンド電子音楽フェス「The Labyrinth」。世界中の音楽ファンから熱い支持を集めるこの野外イベントは、2025年も群馬県みなかみ町・宝台樹キャンプ場で開催されました。標高1000mの大自然に囲まれた会場で、深い没入感を生むサウンドと自然が一体となる独自の世界観が特徴です。今年もBamboo Project Japanは、このラビリンスのステージ装飾を担当しました。
ラビリンスの魅力は、ただ音楽を聴く場ではなく、自然と音が溶け合う“体験そのもの”にあります。私たちはその哲学を空間として具現化するため、自然素材を活かした造形や、風・光・影が刻々と変化する山の環境に調和するデザインを採用しました。ステージを囲む構造物は、人工的な主張を避けつつも存在感を持たせ、音の流れと視線の流れが自然に重なるように設計しています。
2025年の出演者には、Kangding Ray、Peter Van Hoesen、Voices from the Lake、Fred P など、世界的に評価されるアーティストが多数ラインナップ。彼らの深い音像を最大限に引き出すため、ステージ装飾は“音の余白”を邪魔しないミニマルな構成を基調としながら、自然の中で音が立ち上がる瞬間を視覚的にも感じられるよう、素材のレイヤーや陰影を細かく調整しました。
また、ラビリンスの象徴ともいえるFunktion-Oneサウンドシステムとの相性も重視。音の純度を損なわず、むしろ空間全体がスピーカーの一部として機能するよう、反射や吸音のバランスを考慮した配置を行いました。昼と夜で表情が変わるステージは、自然光と照明が織りなす変化を受け止め、時間の流れそのものが演出の一部となるよう設計されています。
Bamboo Project Japanは、今年もラビリンスの世界観を空間として支える役割を担い、音楽と自然が完全に溶け合う体験を視覚面から支えました。私たちは今後も、音と空間が共鳴する場づくりを追求していきます。





















































